令和7年度 矢祭小学校卒業式(令和8年3月23日)
町長祝辞

温かな陽光に戸津辺の桜のつぼみもほころびはじめ、春の訪れを感じる今日の良き日に、矢祭小学校の卒業式が挙行されますこと、心からお慶びを申し上げます。
ただ今卒業証書を授与された52名の皆さん、ご卒業誠におめでとうございます。
私も大変嬉しく思います。
6年前、皆さんは小さな体に真新しいランドセルを背負い、期待と不安に胸を膨らませ、矢祭小学校の門をくぐりました。小学校での6年間、皆さんは多くのことを学び、友情を育み、様々な経験を経て、強くたくましく成長されました。時には苦しい出来事もあったことでしょう。しかし、それを乗り越え、本日の卒業の日を迎えられた皆さんに、私は心から大きな拍手を送りたいと思います。
5年生の時に開催された子ども議会では、矢祭町のマップ作成、ゆずを使った特産品開発、新しいイベントの企画、やまっぴーグッズの製作、空き家や廃校の利用など、町の現状をよく調べて、素晴らしい意見を堂々と発表されました。皆さんの貴重な意見は、これからの町づくりのために参考にさせていただきます。
皆さんが今日まで大きく成長できたのは、自分自身の努力だけではなく、毎日見守ってくれたご家族や、熱心にご指導してくださった先生方の支えがあったからこそです。そのことへの感謝の気持ちを、どうか忘れないでいてください。
さて、先月開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは、フィギュアスケートペアの三浦璃来選手、木原龍一選手の初の金メダル獲得は日本中に感動をもたらしました。
24歳の三浦選手には心温まるエピソードや素敵な名言が数多くあります。
ミスで落ち込む木原選手に「まだ終わってないよ、今日は今日。切り替えて頑張ろう」、「今までやってきたことを信じて、私たちならできる」と強い意志で前向きに励まし、翌日には 世界歴代最高得点を出して金メダルを手にしました。
ペアや団体競技の難しさは「仲間との助け合いが不可欠である」という点にあります。仲間と共に苦労し、助け合い、喜びを分かち合うことは、自分自身の成長だけでなく、人との信頼関係を築く貴重な経験です。みなさんも、これから先、新しい出会いを大切にして下さい。
また、矢祭町の応援大使である女子レスリングの須崎優衣選手は、2年後のロサンゼルスオリンピックでの金メダル奪還に向けて頑張っています。厳しい練習と過酷な自己管理を乗り越え、昨年12月の全日本選手権では、全4試合無失点で見事優勝しました。努力は必ず報われ、応援してくれる人が必ず現れるものです。須崎選手のひたむきな姿勢を、ぜひ心に留めておいて下さい。
令和7年度は、矢祭小学校の開校10周年という節目の年を迎えました。本校の校歌を作曲された小林研一郎先生のコンサートがこの体育館で開かれたことは記憶に新しいところです。私は、音楽や文化、歴史に触れることは、自主性や感受性を育むためにとても大切なことであると思っています。皆さんが小林先生の指揮のもと、オーケストラの演奏で校歌を歌う姿は大変感慨深いものでした。小林先生は「未来は向こうから来るものではなく、こちらから創るもの」とおっしゃいます。自分の人生の道は自分自身で切り開くもの、という力強いメッセージです。これから矢祭中学校に進む皆さんには、校歌に込められた思いを胸に、困難をひたむきに乗り越えていってほしいと願っています。
保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。中学校生活という新しい環境で、お子様は更に大きく成長されることと存じます。心身ともに変化の大きい時期となりますが、引き続き温かく見守り、励ましていただきますようお願いいたします。
結びに、校長先生をはじめ諸先生方、そして地域の皆様のご尽力に深く敬意を表しますとともに、卒業生の皆さんの更なる飛躍とご列席の皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
町といたしましても、日本の未来を担う子どもたちが健やかに成長し、安心して子育てができる環境づくりに責任をもって取り組んでまいります。皆様方の深いご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、私の祝辞といたします。
本日は誠におめでとうございます。
令和8年3月23日
矢祭町長 佐川正一郎
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- 【更新日】2026年3月23日
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