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令和8年矢祭町「二十歳の成人式」(令和8年1月11日)

町長式辞

R8成人式(集合写真)  R8成人式(町長式辞)

輝かしい新春を迎え、本日ここに「二十歳の成人式」を挙行するにあたり、ご挨拶を申し上げます。

次世代を担う皆さんが、心身ともに健やかに成長され、二十歳を迎えられたこと、町を代表し心からお祝いを申し上げます。

本日は二十歳になられた皆さんの門出をお祝いするとともに、今日まで深い愛情を注いでこられたご家族の皆様、地域の皆様、そして教え導いてくださった恩師の方々に敬意を表し、心からお喜びを申し上げます。

また、ご来賓の皆様方には、公私共にご多用のところ、ご臨席を頂き、厚く御礼を申し上げます。

今回、対象となられた皆さんは、平成17年4月2日から平成18年4月1日に生まれた51名の方々で、本日は47名の皆さんにご出席をいただきました。ありがとうございます。

本日ご出席の皆さんはとても晴れやかで、希望にあふれた笑顔がとても眩しく、私も大変うれしく思います。

平成17年は、世界に二つの大きな「変化」がありました。

一つは、デジタル社会への変化でした。今、皆さんは手元にあるスマートフォンひとつで、世界中の知識に触れられ、自分の声を世界に届けることができます。 この20年は、「誰もが主役になれる時代」への進化でした。皆さんもまた、自分だけの物語を発信し、形作っていく無限の可能性を持っています。

もう一つは、環境問題に関して地球を守るための国際的なルールづくりが動き出したことです。私たちは今後、自然環境への具体的な取り組みや、動物たちとの共生を含めた自然界との向き合い方を改めて考えなければなりません。この20年は、「自由の裏には、未来に対する責任がある」ことを学んだ歳月でもあります。

メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手は、その実力だけでなく、彼の哲学が多くの人に勇気を与えています。

たとえば「先入観は可能を不可能にする」という言葉は、新しいものや未知の事柄に対して自分の枠にとらわれず「できるかもしれない」という前提で挑戦する大切さを表しています。

またWBCで言った「憧れるのをやめましょう」という言葉は、憧れを単なる感情で終わらせず、具体的な行動計画と毎日の積み重ねに落とし込むことではじめて現実になることを示しています。

私が彼に関心を持ったことは、彼が高校時代に部屋に貼っていたという戦国武将武田信玄の「真剣だと知恵が出る 中途半端だと愚痴が出る いい加減だと言い訳ばかり」は、真剣さが思考と行動を鍛えることを示しています。目標を掲げたとき、私たちは真剣に向き合い、毎日何を成し遂げるかを自問自答し続ける必要があります。結果に直結するのは、抽象的な理想ではなく、日々の具体的な行動だけなのです。

さらに、大谷選手の強さはメンタルの強さにも表れています。感情に流されず、「イラッときたら負け」という信条を貫く彼は、プレッシャーのかかる場面でも冷静さを失いません。彼の人間性や思考力の高さは、日本だけでなく世界中の人々に感動と勇気を与えており、私もその姿勢を誇りに思います。

また、昨年23歳で芥川賞を受賞した、郡山市出身の鈴木結生さんの受賞作「ゲーテはすべてを言った」を、ぜひ皆さんに読んでいただきたいと思います。読後には知的興奮と深いテーマを強く感じることでしょう。

ゲーテは、「努力する限り人間は迷うだろう。急がずに、だが休まずに」「自分の心を支配できぬ者に限って隣人の意志を支配したがるもの」と伝えています。人生の中で愛読書をもつことは非常に大切な事です。

同じく芥川賞作家の綿矢りささんは、中学生の時、太宰治の「人間失格」に出会い、作家になったと言っています。本との出会いや人との出会いを大切にして下さい。

結びに、無限の可能性を秘めた新成人の皆さんの前途に幸多からんことをご祈念申し上げますとともに、これまでお世話になった周囲の方々への感謝の気持ちを忘れることなく、更なるご活躍を心から願い、また、ご臨席の皆様方のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、式辞といたします。

  令和8年1月11日

 矢祭町長 佐川正一郎

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