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教育・子育て

読書の街矢祭宣言

私たちは、先人から享けた郷土・矢祭町を将来にわたって子々孫々に引き継ぐために、独立独歩「自立できる町づくりに」邁進している。その将来の姿は、郷土と国の宝である子どもたちの元気な声が聞こえる町であり、社会のために尽くしたお年寄りが尊敬され、安心して生きていける町である。

この事業を成功裏に遂行するためには、郷土を愛し、豊かな文化的教養を培い、責任ある行動をなす自立した個人としての成長が求められている。

また、科学技術は発展したが、人間の精神は混迷を深めている現代社会においては、豊かな人間性に基づく新しい文化の創造が求められている。

この時代の要請に応えるためには、次世代を担う子どもたちを始めとする町民が書物に親しみ、問題解決を書物と相談する気風を育てることが大切である。

全国から寄贈された43万冊余の図書を基に開設した「矢祭もったいない図書館」は、わが町の宝である。この宝を活かして「矢祭町読書の日」を設け、町内の全地域集落集会施設に「矢祭もったいない文庫」を開設する。文庫に住民が集い、家庭と地域に読書の輪が広がり、地域が文化的にも活性化していくことは、図書を寄贈いただいた全国の皆様のご厚意に報いることでもあり、矢祭町のまちづくりを更に一歩前進させることでもある。

ここに「読書の町矢祭」を宣言し、以下の事業を推し進めることとする。

  1. 全国からの寄贈図書による「矢祭もったいない図書館」は町の大きな財産であり、私たち町民は全国の善意に感謝し、子々孫々に伝えていきます。
  2. 「矢祭もったいない図書館」を知の拠点とし、町民が書物に親しみ、書物を通して自分で問題解決する能力を身につけます。
  3. 幼稚園児・保育所児童に読書の楽しみを伝え、瑞々しい感性を育ませるために読み聞かせに取り組みます。
  4. 児童・生徒が夢を持って逞しく成長できるように学校で朝の読書に取り組み、読書の習慣を育みます。
  5. 読書を通して家族の絆を深めるために毎月第3日曜日を「矢祭読書の日」とします。
  6. 赤ちゃんから高齢者まで読書の楽しさや大切さ、心の豊かさを育てていくために、各集会施設に「矢祭もったいない文庫」を開設し、読書を通して地域の人々のつながりを深めます。

平成19年10月28日

福島県矢祭町

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このページに関するお問い合わせは教育課 生涯学習グループです。

〒963-5118 福島県東白川郡矢祭町大字東舘字石田25番地

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