町政
令和6年度 矢祭小学校卒業式(令和7年3月21日)
町長祝辞
仲春の候、梅の花も咲きそろい、春の訪れを感じる今日の佳き日に、矢祭小学校を卒業する33名の皆さん、ご卒業におめでとうございます。
入学当初は、小さな体に大きなランドセルを背負い、学校生活に戸惑うこともあったかと思います。しかし、5年生の時の子ども議会では自分の意見を堂々と発表し、今では最上級生として立派に成長しました。本日、卒業の日を迎えたことに私も心から嬉しく思います。
また、皆さんの成長を何よりも楽しみに思い、皆さんを支えてくださったご両親やご家族、そして諸先生方の心の中にはこのように、この場に臨んでいる皆さんの姿が誇らしく、たくましく、立派に映っているのではないでしょうか。
皆さんの成長は、一人ひとりの努力の賜物ではありますが、ご家族をはじめ大勢の人に支えられて来たということも忘れないでほしいと思います。
今日で皆さんは卒業となりますが、皆さんと共に歩んできた矢祭小学校は、開校から今年で10年目となります。校歌を作ってくださった小林研一郎先生は、校歌の初めに「未来は向こうから来るものではなく、こちらから創るもの」という言葉を添えてくださいました。自分の道は与えられるのではなく、自分自身で切り開いていってほしいという願いがあります。また、野口英世先生は「人生で変えることができるのは、自分と未来だけ」と言っております。偉大な先生二人の言葉は自分の行動や考え方を見直すきっかけになります。これから皆さんは矢祭中学校に入学し、それぞれの道を歩むことになります。どうか自分を信じ、ひたむきに歩んでいっていただきたいと思います。
保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。4月から始まる中学校生活では、小学校以上に多くのことを学び、経験し、大きく成長することでしょう。これからも子どもたちの成長を見守り、励まし支えていただきたいと思います。
町といたしましても子育て支援の充実や教育の振興、発展に努めてまいります。皆様のご理解とご協力をお願いします。結びになりますが、卒業生一人ひとりに対し、温かいご指導をいただきました校長先生をはじめ、諸先生方、学校関係者の皆様、そして地域の皆様に深く感謝を申し上げます。これまで慈しみ育ててこられたご家族の皆様に改めて、心からお祝い申し上げます。
本日、卒業される皆さんのご活躍を心からお祈り申し上げ、祝辞といたします。本日は誠におめでとうございます。
令和7年3月21日
矢祭町長 佐川正一郎
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