町長祝辞

心地よい日差しに、桜のつぼみもふくらみ始める今日の佳き日に、やまつりこども園の卒園式が挙行されますこと、心よりお慶びを申し上げます。

只今、修了証書を授与された35名の卒園児の皆さん、誠におめでとうございます。

今日の皆さんの晴れやかな笑顔がまぶしく感じられます。皆さんは、やまつりこども園でたくさんのお友達と遊んだり、季節ごとの行事を楽しみました。そして、今では立派なお兄さん、お姉さんになりましたね。

4月からは、皆さんも小学一年生です。

小学校では、お兄さんやお姉さんが皆さんの入学を心待ちにしています。優しい先生方が、たくさんのことを教えてくれます。楽しい行事もいっぱいあります。皆さんが、元気で仲良く小学校生活を送れることを願っています。

さて、保護者の皆様、お子様のご卒園、誠におめでとうございます。入園時にはあれほど幼かった子どもたちが、今、こうして立派に修了証書を手にする姿を目にして、感慨もひとしおのことと存じます。子どもたちは、この春からは小学校という新たなステージに向かうことになります。新しい環境の中で、これまで以上に様々な経験をすることになるでしょう。

ご両親、ご家族には、そんな子供たちの学校生活に関心を持ち、暖かく見守っていただきたいと思っています。そして、ご家庭での会話を通じて、子どもたちの日々の成長を感じ、支えていただきますようお願い申し上げます。

結びになりますが、今日まで長い間、ご指導くださった園長先生始め諸先生方、地域の皆様に深く感謝を申し上げますとともに、これまで慈しみ育ててこられましたご家族の皆様に深く敬意を表し、心からお祝い申し上げます。

そして、本日、卒園される皆さんの健やかな成長と、これから訪れる明るい未来を心からお祈りし、祝辞といたします。

令和6年3月19日

矢祭町長　佐川正一郎