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町政

令和4年度 矢祭中学校卒業式(令和5年3月13日)

 

町長祝辞

 

中学校卒業式祝辞梅の花も咲きそろい、和やかな陽射しに春の訪れを感じる今日の良き日に、矢祭中学校の卒業式が挙行されますこと、心からお慶び申し上げます。

只今、卒業証書を授与された40名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これまで皆さんを温かく見守り、導いてくださった先生方、ご両親、ご家族の皆様と共に、今日の栄えある門出を祝福できますことに大変うれしく思います。

卒業生の皆さんは、この3年間にいろんな出来事があったことでしょう。

授業で学んだこと。教室で失敗したこと。友人とともに並木丘祭や部活動を頑張ったことなど。たくさんの友人や先生方に支えられ、知識だけではなく、様々なことを学ぶことができたのではないでしょうか。この3年間で沢山の人と出会い、絆を深めてきたことは今後の人生において宝となります。

「一期一会」という言葉があります。

一つの出会いがその人の人生を変えるきっかけになるということかもしれません。何気ない日常の出会いや絆を大切にし、これからの人生を一歩ずつ丁寧に歩んで行って下さい。

皆さんにとっての中学3年間は新型コロナウイルスの蔓延で、各種行事の中止、縮小が余儀なくされ思い描いた学校生活とはならなかったかも知れません。しかしながらそんな苦難も皆さんの創意工夫で、新たな楽しみ方をみいだし友人との交流や学校生活をおくられ楽しんでいる姿を見ると、若者の順応性の高さとアイディア力に感心させられました。並木丘祭での活動や各種作品、町文化祭へ出品した作品などすべてが素晴らしく、「青少年の主張」や「やまつりの未来を語る会」での主張や話した事は、今後の町政運営にとって貴重な意見であり、参考にしなければならないと感じました。

高校生になると、将来や人生というものについて深く考えるようになります。時には高い壁にぶつかることもあるでしょう。そんな時にはご両親や友だちひとりひとりの顔を思い浮かべてください。一緒に悩み相談に乗ってくれる人が沢山いることを忘れないで下さい。一人一人の力はわずかでも、仲間と一緒ならどんな苦難をも乗り越えることが出来るし、知恵を出し合うことにより別の扉を開けることが可能となります。

今後ますます情報技術や、人工知能など、科学技術の革新が進み、また、経済活動など様々な分野で、グローバル化が進み皆さんの中にも世界を舞台に活躍する仕事に就く方もいると思います。どのような立場になろうとも、生まれ育った矢祭町を忘れず郷土愛と思いを心に持ち続け、良き国際人となって下さい。

結びに、今日まで長い間、ご指導くださった校長先生をはじめ諸先生方、また、日頃より子供たちを見守り、ご支援を賜りました地域の皆様に深く感謝を申し上げますとともに、これまで慈しみ育ててこられましたご家族の皆様に深く敬意を表し、心からお祝い申し上げます。

本日、卒業される皆さんの、更なるご成長とご活躍を心からお祈り申し上げ、祝辞といたします。本日は誠におめでとうございます。

 

令和5年3月13日

町長名   

 

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〒963-5192 福島県東白川郡矢祭町大字東舘字舘本66

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