福島県指定天然記念物「戸津辺の桜」。
樹種はエドヒガン。樹齢約600年、樹高18メートル、胸高周囲6,5メートル。
県内でも最も早く花を付け春の訪れを告げる、大きな名桜です。
近年は桜の花付き不良や枯れ枝が目立ち、また昨年の7月に発生した暴風により、西側の大枝が
欠損したことなどによる樹勢の弱まりがみられたことから、今年度から福島県の補助により、
樹勢維持回復のための大規模な保全整備工事をすることなりました。
令和3年度は3月の開花時期までに、全体的な枯れ枝の剪定作業と、枝を支える支柱の入れ替え
および追加設定による枝の補強をおこないます。
1月25日から、剪定作業用の足場組みがスタートしました。
桜の天辺まで、樹を被うように足場が組まれていきます。
いつもと違った貴重な戸津辺の景観。国道118号線から水郡線の方角(東)を見上げると、
要塞のようにも見えるその様子は圧巻です。
足場組みが完了次第、造園職人さん達の手により枯れ枝の剪定がスタートします。
1月31日時点(南より撮影)
地図を見る:戸津辺の桜
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